メキシコペソ円 スワップ 一日14~15円 証拠金は?

投資・FX

メキシコペソ円をFX運用 その危険性は?

みなさん、FXってご存知ですか?特に高金利通貨と言われる、メキシコペソ、南アフリカランド、トルコリラの3つは金利が高いことで有名です。ですが、高金利と聞くと、いいことばかり言って本当なの?そう思いますよね。

私もそうでした。一昔まえ、FXが流行っているときき、300万くらい入金したらロスカットされた・・・という苦い経験をしております。

それでも日本の銀行に預金するよりも、外国為替に預金した方がうまく運用できるのです。

私は、それを、FPプランナーのセミナーで思いつきました。

FX(Foreign Exchange)とは、外国為替保証金取引、外国為替証拠金取引の英語の略です。

一般的にFXは儲かるけど、危険なもの!って普通は思いますよね?

私もでそうしたし、ロスカットされた経験もあります。ですが、それは私に知識が無かったからなのでした。FXは、レベレッジといいって、保証金が少なくても、たくさんのお金を動かすことができます。先物取引と同じです。先物取引は、なにわ金融道というマンガで嫌というほど、怖く書かれています。

マンガでは、教師が、金融屋に騙されて、先物取引とその証拠金のための借り入れを延々と続けていきます。最後は破産することなく、教師も辞めて、バイトで返済していくという地獄絵図で終わる話です。

この話で行くと、FXも先物取引と同じ。大きく儲けることもできるけど、大きく損することもある、普通はそういうふうに考えていると思います。

ですが、この考え方は、ある側面では正解ですが、ある側面からは不正解となります。

これからその理由について、FXで損もしたことがあるし、少しずつ、老後資金も蓄えつつある、この私が説明していきますね。

FXなんかやめとけ! メキシコペソ円の今後の見通しについて

はいはい、「FXなんかやめとけ!」私もそう思いますよ、昔だったら。また、twitterなどで、ロスカットと検索すれば、退場~という言葉とともに、数千万すったという話がよく出てきます。

こんな話を聞けば、普通怖くてできたもんじゃないはずですが、私はあえて言います。

証拠金維持率をきちんとすれば、FXは危なくない!と。

その前に、メキシコペソの今後の見通しについて少し説明していきたいと思います。

メキシコペソと聞いて、思い浮かぶことってありますか?私は、ドンタコス、メキシカンロック、マフィア、麻薬・・・ですね。

こう書くと、危ない国やん!ってなると思います。

ですがですが、待ってください!

メキシコの将来、今後はどうなるのでしょう?

まずは、アメリカにかなりの数の移民を送り込んでいます。つまり、アメリカの労働者階級を支えているのはメキシコなのです。

そして、資源国。SDGsで原油は厳しくなりそうですが、今値上がりしているメキシコにはウハウハです。(直近の在庫は減少すると言いながら、価格は上がっています?2022/07/09)

人口も以前は日本より少なかったですが、逆転しました。労働人口も若い人が多いです。まぁ、日本はすでにオワコンなので、日本と比べるのがナンセンスですが。

GDPも、2050年には、日本を抜くと予想されています。

また、E7(新興7カ国)は今後世界の成長を牽引していくと見込まれています。

E7とは、中国、インド、ブラジル、ロシア、インドネシア、メキシコ、トルコのことです。

トルコリラは、少し前は50円だったのに、今は8円です。それに比べて、メキシコペソは、2005年は、10円代だったので、最近の円安を受けて、ここに戻るのでは?と私は考えています。(あくまで個人の見解です)

いいこと、メリットばかり書きましたが、デメリットもあります。

高金利通貨は、乱高下が激しいです。上、下と一気に動きます。

また、メキシコペソはアメリカ大統領に左右されます。

今はバイデン大統領になってからはメキシコペソは暴落無く、落ち着いていますが、前のトランプ前大統領だったときは、乱高下しまくりました。

バイデンのあとは、トランプが大統領になると世論では、見ているので、トランプ大統領が就任するとメキシコペソも乱高下が始まりそうです。

メリットのポイントは、次になります。

メリット

  • メキシコは資源国
  • メキシコは、今後人口も増えるし、成長も日本を超える
  • 5円~7円を行ったり来たりで、もとから安い
  • スワップが現在一日14~15円もらえる!

デメリット

  • 政府が汚職まみれ
  • 麻薬組織、マフィアが横行
  • SDGsにより、原油がいずれ衰退する可能性も
  • そもそも高金利通貨は乱高下しまくる!
  • トランプが大統領になると乱高下が始まる

メキシコペソ円の年初来のチャート 値幅

メキシコペソ円のチャートはどうなっているのでしょうか?

実は、メキシコペソは、アメリカドルにかなりの影響を受けます。ほとんど日本円とは連動していません。

ですから、チャートで見るときは、USD/MXNのチャートを見ることをおすすめします。

このUSD/MXNの値を日本円で割ると、メキシコペソ円の値になります。

ただそれだけです。

ですからアメリカの景気に左右されまくります。ですが、値幅がそこまではいかないので、ロストカットされない資金管理を身につければ、年利10%はいく計算になります。

現在、1ペソが、6.8円くらいなので、1lot=68000で交換になります。普通の為替交換だと、手数料がかなりかかりますが、FXの場合、スプレッドが手数料になります。

私が、運用しているセントラル短資FXでは、0.1~0.2円のスプレッド(手数料)になります。ほぼ気にしなくてよいです。

簡単にシュミレーションするのが合点がいくと思いますので、書いておきますね。

わかりやすくするために、1lotが買えるメキシコペソを7円とし、証拠金を7万円とします。

スワップは今は15円です。計算してみましょう。

 

lot数 スワップ 証拠金 レバレッジ
001 15円/日 70,000 1倍
010 150円/日 700,000 10倍
020 300円/日 1,400,000 20倍※ここが限界!

レベレッジは、証拠金の25倍までとなっているので、

7万円で100lotは買えません。せいぜい20lotが限界です。ですが、こんなに大きくレバレッジを効かせると、あっという間にロスカットしてしまいます。

手堅くいくなら、証拠金の3倍までレバレッジを効かせれば、大丈夫です。戦争が起きると乱高下しますが、ロシアとウクライナの戦争は、トルコリラと円とユーロが乱高下しただけで、他は静かな感じです。

計算上は、1lotが1万通貨になるので、

lot数 スワップ 証拠金 レバレッジ
003 45円/日 210,000(70,000) 3倍
030 450円/日 2,100,000(700,000) 3倍
100 1,500円/日 7,000,000(2,333,333) 3倍

これで、7万の証拠金で毎日45円の利息がもらえます。一ヶ月だと、45円×30日=1350円になります。

1年で、15700円のスワップがもらえます。

これすごいですよね?

日本の銀行でこんなに利息がつくことはないので、本当に驚きです。

しかし、為替ですからね、いいことだけじゃない。為替は下がることもあります。

買った値段が7円だったけど、1年経ったら、6円になった。これで、1円の値下がりです。

マイナス1万円。

でも、スワップが15700円つくので、差し引き5700円の儲けになります。

このように、メキシコペソの値幅は乱高下しますが、そのままお金を入れておけば、スワップ生活が堪能できるのです。

「たった。5700円もらって、何が嬉しいんだ?お前バカか?」そういう声が聞こえてきました。

シュミレーションは7万円の日本円でしたが、これを10倍、100倍にしてみたらどうでしょう?

10倍(資金70万の場合)

010 150 700000 →1日のスワップ150円×30日=4500円/月、4500円×12ヶ月=54000円/年

100倍(資金700万の場合)

100 1500 7000000 →1日のスワップ1500円×30日=45000円/月、45000円×12ヶ月=540000円/年

これすごくないですか?

レベレッジ1倍、つまり、どんなに為替が乱高下してもロスカットされることは一切ありません。それなのに、700万を日本の銀行ではなく、証券会社に入れて、メキシコペソに交換しているだけで、年54万の利息がもらえます。

7.7%の利息がもらえます。(為替差益は考えていません)

これをロスカットされないレベレッジの3倍くらいに押さえれば、どうなるでしょう?

レバレッジ3倍の場合、

(資金70万の場合)×3 → 54000円/年×3=162000円/年

(資金700万の場合)×3 → 540000円/年×3=1620000円/年

となります。

 

メキシコペソ円予想はどうなる?

アメリカの景気次第なので、なんとも言えませんが、日本のように不景気ではないので、安心して良いでしょう。

日本の黒田総裁のゼロ金利政策のせいで、外国為替のスワップが凄まじく、入ってくるので、円が下がる分、がっぽり金利スワップをもらいましょう。

最近の最低価格は、4.4円

最高価格は、11.4円です。

ですが、年初来では、5.4~6.8円で落ち着いています。

最高値と最安値を掴まなければ大丈夫ですが、レバレッジ3倍であれば、ドルコスト平均法を用いて、毎月同じ額入金して購入すれば、何も心配する必要がありません。

ドルコスト平均法とは、毎月、10日、20日とかに、値段を考えず、10万なら10万円分、定期的に購入することです。投資家を本業でしているわけじゃないなら、何も考えず、上がった下がったに一喜一憂せず、年単位で捉えていきましょう。

●メキシコペソ円 スワップポイント

メキシコペソのスワップポイントは、現在は15円。

一番安いときで、6円でした。そのときは、4.8~5.1円のときでした。

為替が上がれば、スワップも上がります。

何しろ、日本はゼロなので、問題無しです。

メキシコペソ円 スワップポイント 比較

メキシコペソ円のスワップポイントは、各証券会社によって違うので、きちんと調べて口座開設をしましょう。

これは、大事なことです。

なぜなら、A社では、10円。B社では、15円なら、5円の差があります。

1回の取引、自由裁量だと問題になりませんが、長期的に、貯金としてメキシコペソを所有するなら、スワップポイントが高い会社を選びましょう。

おすすめは、セントラル短資一択です。12~15円と安定しています。

スワップは相場によって、変動するので、一喜一憂することなく、ながーい目で見守りましょう。

メキシコペソ円 リアルタイム

メキシコペソ円をリアルタイムでみようと思ったら、スマホにアプリを導入しましょう。証券会社のアプリを入れておくと、好きな時間にリアルタイムで見ることができます。

リアルタイム注文は上級レベルの注文の仕方ですが、慣れれば簡単ですので、誤発注に気をつけて慎重に行いましょう。最初は予約注文をするのがおすすめです。入力間違いなどがあって、高値で買ってしまっても、決済されれば、キャンセルはできなくなってしまうので。

メキシコペソ円の今後は?

やはりそうは言っても、メキシコペソ円の今後はどうなるか心配ですよね?

大丈夫です。未来のことは誰も分かりませんし、何も対処できません。

私たちにできることは、静かにメキシコペソを買っていくことだけです。

レベレッジに気をつけて、慣れてくれば、少しはリスクを取ったりして(レベレッジ~10倍)、資金を増やしていきましょう。

総括:FXでメキシコペソ円運用は証拠金維持率、レバレッジ約3倍を守れば比較的安全に運用可能!

メキシコペソ円のFX取引は、証拠金維持率に気をつけて、レベレッジ3倍くらいで、運用していけば、年利7%~10%も狙えます。為替の動きは乱高下しますが、一喜一憂することなく、ドルコスト平均法による定期的な積み立てをすることによって、早期リタイヤ(FIRE)や、老後資金2000万円の問題も解決します。

あくまで、投資ですので、必ずしも稼げる、儲かるの情報でありません。ご自分で判断し、自己責任を負うものですので、きちんとした調査、理解が必要です。

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