YouTubeでのサッカー解説といえば、登録者10万人を超える『レオザフットボール』ではないでしょうか?2016年にYouTubeを解説し、2022年7月現在で登録者数が16.7万人。サッカー解説としてのインフルエンサーですが、コアなサッカーファンが支持をする一方、経験者でもない、結果も出していない結果だけでものをいっているなど厳しい声もあります。そんなレオザフットボールについてサッカー経験者の私が考察していきたいと思います。
レオザフットボールの経歴
1986年産まれの2022年現在36歳。福島県出身のA型。本名は公表していませんでしたが、自分のチームを立ち上げた際に監督からのメッセージとして本名を明かしています。『名久井 麗雄』さんです。
サッカー情報紙エルゴラッソへの寄稿やJ Sportsのサッカーニュース番組「Foot!」へのレギュラー出演を経て、FIFA18日本アンバサダーに就任するなどYoutube以外でのメディアでも活躍しています。
Jリーガーや、海外プロ選手の個人分析官として契約をおこない、戦術コンサルタントとして招聘を受けたクラブ(FCカラスト)が、県4部リーグでありながら1部のチームにジャイアントキリングを起こし県大会優勝に輝く等、現場での実績も着実に重ねています。
レオザフットボールの芸人時代
2011年に「スーパーマッシュパーティー」というコンビ名でレオザはボケ担当で相方はちゃまで活動をしていました。よしもとクリエイティブ・エージェンシーに在籍し、NSC東京校の11期生。2013年4月3日にコンビは解散しています。動画の中でインパルスの堤下さんについても話していて、「優しい先輩だったけど、難しい人だった」とコメントしています。
レオザフットボールの黒歴史
チャンネル登録者を増やすためにはアンチを作るのも非常に重要なこともあり、選手や監督に対してリスペクトのない発言が多く見られました。今でこそ登録者も増えてそのような演出も少なくなってきているようですが、日本代表監督の森保さんやJFA田嶋会長ついてはかなり厳しい意見を述べられています。ひとりの意見として言論の自由はありますが、ちょっと行き過ぎていて気分を害するコメントは今でもされています。まぁ、YouTubeではそれぐらいやってほうが数字があがるので難しいところではありますよね。
レオザフットボールツイッターで炎上
そんなレオザさんですが、何回か炎上しています。ひとつはビルドアップに関して、アプリを使って動画を製作し、それをツイッターにあげて「ビルドアップはこうしたらいい」という説明していました。ここにサッカー経験者など現場に詳しい人たちが反論。
- そんなリスクの高いことは普通できない
- 相手が動いていない。そんな状況は実際にない
- そんなプレーしたら監督に切れられる
など、多くの批判が集まりました。盤面上と実際の現場ではやはり違いますので、その辺はまで経験不足だったのかもしれません。
一番の炎上は、2020年に、プロサッカー選手の鈴木惇(アビスパ福岡)がレオザのサッカー分析を批判し、「終わったことの分析はだれでもできる・・(中略)うまくいかなかったシーンについて解説してほしい」とSNS上にあがりました。
これに対して、レオザさんはすぐさま動画を作成し、批判をした鈴木選手が在籍していたアビスパ福岡が今年ボコボコになった理由を解説しました。7000以上のいいねボタンが押されています。プロから直接批判がきたことを光栄に思うと述べ、動画の内容は素晴らしい分析だったこともあり、視聴者からの評判は上々の動画でした。
レオザフットボールが監督になる
FC SVABO(FCシュワーボ)というチームを立ち上げました。現在東京都リーグ4部に所属する社会人チームになります。
チーム名ŠVABOの由来は、監督であり当学園の主宰を務めるレオザが最も尊敬する指導者イビチャ・オシム氏のニックネームである”シュワーボ”から名付けられています。
師の掲げた日本サッカーを日本化するという想いを引き継いで、過程にこだわって楽しさと結果を追求していくことがコンセプトとなっています。
チームが今現在の目標としていることは、都リーグ3部への昇格を果たして、将来的にはJリーグ百年構想クラブへの認定を目指して一つ一つの要件を満たしていくこととしています。
チーム環境
年齢層:大学生~30代(20代が中心)
メンバー人数:40名程度
練習は週2~4回(ボールを使った基礎練と戦術的トレーニングを経てのミニゲーム)
練習試合は週1~2回(基本週末)
詳しい活動スケジュールはこちらをご参考ください。
料金は月額¥3,980ですが、練習への参加率が90%以上で高い技術力と献身性を持つ選手には参加費には参加費・月会費が無料となる特待生制度があるようです。この特待生制度があることで会場費や登録費などの必要経費が徴収できないため赤字になっているようです。ですからオンラインサロンに多くの方に入ってほしいとためにYouTubeでお願いをしていたりします。
レオザフットボールが結婚
2020年1月23日に婚姻届けを出して法的に夫婦となられています。どのような顔たちなのか興味がありますがそのような画像はネット上では確認できませんでした。お酒が大好きなようで生配信中に酔っぱらって会話するなどの放送事故も存在しています。
結婚しました
市役所の人が婚姻届の写メを撮らせてくれなかったので持っていく時に使ったクリアファイルを嫁が持っているところを撮りました
空も僕たちを祝福してくれています
今後はより一層責任を持って仕事に取り組む所存です
おちんちん pic.twitter.com/9r1Z5kemdR— Leo the football / 名久井 レオ (@SoccerRapperLeo) January 23, 2020
レオザフットボールの嫁
生配信中に酔っぱらって帰宅されたレオザ嫁。とても愉快でなんだか憎めない可愛らしい会話のやり取りがYouTubeに残っています。抹茶ミルクが飲みたいというレオザに対して「わかった」と準備に向かい数分後にもってきたのは「はちみつアップルティー」生配信中ののどには優しい飲み物。機転の利く奥様なのかもしれませんね。
レオザフットボールのオンラインサロン
オンラインサロン『Leo the football学園』を2020年2月に開校しています。学校のように座学で学んだり、身体を動かしたり研究してみたり、進路に困ったら相談するなど、まさに学校といった形で部活動のようにおこなわれているようです。当然、年齢制限などなくサッカーを愛する人であれば誰でも入学できます。
- サッカー部(FCシュワーボ)
- 分析部(サッカー部の試合分析、戦術勉強会)
- メディア部(試合の撮影・編集、学園のCM作成、企画撮影会)
- ゲーム部(『FIFA』のプロクラブなど)
- トレーニング部(オンライントレーニング)
- 英語部(翻訳やスピーキング)
- ベッティング部(チャンピオンズリーグやビックマッチなどの予想)
会費については、リアル学園生は月額¥3,980。オンライン学園生は月額¥1,480となっています。
レオザフットボールが出している本
レオザフットボール監修の本は2冊だされています。
ひとつは、『Leo the footballのしゃべくりサッカー部 欧州編』になります。サッカーを100倍楽しむ方法として、レオザが独自のサッカー観から導き出した論をしゃべくり倒す内容になっています。
もうひとつは、『風雲戦国 フットボール Leo the football の しゃべくりサッカー部 』です。こちらは、サッカー界と戦国時代の“名将”を重ね合わせたり、天下分け目の関ヶ原の戦いをサッカーで例えてできる限り分かりやすく説明されていて、サッカーと歴史の魅力をしゃべくり倒すという内容です。
まとめ
YouTubeでのサッカー解説で登録者10万人を超える『レオザフットボール』。2016年にYouTubeを解説し、2022年7月現在で登録者数が16.7万人を獲得し、サッカー解説としてのインフルエンサーです。1986年産まれの2022年現在36歳。福島県出身のA型。本名は『名久井 麗雄』さん。サッカー情報紙エルゴラッソへの寄稿やJ Sportsのサッカーニュース番組「Foot!」へのレギュラー出演、FIFA18日本アンバサダーに就任するなどYoutube以外でのメディアでも活躍中で、Jリーガーや、海外プロ選手の個人分析官として契約をおこない、戦術コンサルタントとして招聘を受けたクラブで指揮をとるなど活躍の幅を広げています。
過去には、「スーパーマッシュパーティー」というコンビ名でよしもとクリエイティブ・エージェンシーに在籍し、NSC東京校の11期生。2013年4月3日にコンビは解散しています。
チャンネル登録者を増やすためにはアンチを作るのも非常に重要なこともあり、選手や監督に対してリスペクトのない発言が多く見られる黒歴史がありました。サッカー経験者ではないことから盤面上での考察でしたが、今では現場で指揮をとることで意見に深みもでてリアルな声を届けれるようになり信頼度もあがっています。
過去の炎上の中で一番だったのは、2020年に、プロサッカー選手の鈴木惇(アビスパ福岡)がレオザのサッカー分析を批判し、「終わったことの分析はだれでもできる・・(中略)うまくいかなかったシーンについて解説してほしい」とSNS上に宣戦布告をされたことでした。これもまた見事な返しで返り討ちにし、レオザの評判が上がるひとつの分岐点だったように感じます。
FC SVABO(FCシュワーボ)というチームを立ち上げ、現在東京都リーグ4部に所属する社会人チームで、チーム名ŠVABOの由来は、イビチャ・オシム氏のニックネームである”シュワーボ”から名付けられました。目標としていることは、都リーグ3部への昇格を果たして、Jリーグ百年構想クラブへの認定を目指します。
2020年1月23日に婚姻届けを提出し、仲睦まじい姿をYouTubeで拝見することもありますが、顔立ちなどはわかりませんが、明るくて気の利く気さくな奥様ではないかと推察できます。
レオザフットボール監修の本は2冊だされています。サッカーを楽しむために知識を得られるものと、サッカーをよりわかりやすく解説するために戦国時代の武将に例えている本になります。
いろいろと話題になるレオザフットボールですが今後の益々の情報提供を楽しみにしたいですね。