宅建士 受験! 半年で一発合格 アラフォフ非正規が勉強のコツと過去問攻略法を伝授!

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宅建試験の合格率はどれくらい?

私(アラフィフ)が受けた年が平成3年でした。コロナの影響で年2回の試験になったのですが、私は10月に受験して、37点で合格でした。合格率は、17.9%。ちなみに12月試験は15.6%です。

毎年の合格者数は約3万人~4万人です。

上位に入れば合格なので、できる問題を落とさなければ大丈夫です。

50点中36点くらい取れば、だいたい合格ですね。72%くらい、これで合格できます。

宅建試験の難易度はどれくらい?

最近は難しいと言われますが、そんなことはありません。

よい教材が出ているので、合格点の平均点が上がってますが、よほどのことがない限り、7割以上で合格なので心配する必要はないです。

他の資格、行政書士、社会保険労務士、司法書士、税理士、弁護士などと比べると、かなり簡単です。

ただの4択問題ですし、筆記もありません。計算問題も報酬計算レベルです。

他のサイトでは難しいと書いてあり、バカ高い資格学校のリンク先をアフィリしてますが、そんなところを受けずとも、正しい勉強をしていれば、合格できます。(実際、筆者は、知識ゼロで1年で勉強して受験して合格しました。筆者は46歳、アラフィフです!)

何年も受験しているのに合格できない人は、単純に勉強したつもりになってるか、勉強法が間違っているだけです。(難易度が高い、民法ばかり勉強したりしている)

行政書士、司法書士、社会保険労務士が、合格しても開業しても、独立してやっていくのが難しいのにも関わらず、宅建士の場合は、賃貸管理、物件管理などの仕事をメインとしていけば、独立開業でうまくやっていける場合が多いです。また、再就職、転職にも役立ちます。

比較的取得が簡単な割に、転職、再就職も、独立開業もできる宅建士は、おすすめの資格です。ぜひ、あなたも勉強して取得してみてください。十分独学でもいけます、この記事で紹介しています。

宅建試験はどの分野から勉強するべき?

私は宅建業法から勉強しました。テキストも買いましたが、音声がついているのをベースにして、ほぼ読みませんでした。音声がpodcastやヒマラヤなどに入っていたので、通勤時間往復に1時間と昼食時間に倍速モードで5回は聴きました。その後、テキストで、初めて漢字を見ましたww

民法はどうせ問題を解いても分からなかったので、諦めて、過去問を何回も解き、肢を覚えるくらい解きました。すると、ほとんどの肢が過去問から出ているのに気づきました。

ですから、優先順位は、

  1. 「宅建業法」ここがメインの勉強!
  2. 「法令上の制限」
  3. 「税・その他」過去問
  4. 「権利関係(民法など)」

です。

合格してから思ったのですが、民法はカンで解いても変わらないと思います。例えば、令和3年の民法は、こうなっています。

01 1 敷金・同時履行(判決文の読取り問題)
02 2 連帯債務
03 4 契約上の地位の相続(個数問題)
04 1 配偶者居住権
05 4 未成年者・意思能力
06 2 債権譲渡
07 3 売買契約
08 1 土地工作物責任
09 1 相続
10 2 選択債権
11 3 借地借家法(借地)
12 2 借地借家法(借家)
13 4 区分所有法
14 3

全部 1 にしたら、 3/14
全部 2 にしたら、 4/14
全部 3 にしたら、 3/14
全部 4 にしたら、 3/14

となります。
全部123412341234にしたら
◯◯XXX◯◯X◯◯◯XXX
で7/14で50%取れますwww(極論ですが)

それでも民法を勉強したいなら、借地借家法、区分所有法、不動産登記法だけで良いです。

宅建業法から始めるのが宅建合格の近道

先程のように、民法はあとから、時間が余れば勉強すればよいですが、最初に勉強するのは宅建業法。

これは、宅建士になっても使うので、基礎知識として絶対に入れないといけない科目です。現在、不動産業で働いている人は業務で使っている知識なので、頭にすんなり入ってくるでしょう。経験がない人は、不動産関連の連ドラを見るのをおすすめします。昔なら、カバチタレ。今なら、山ピーの正直不動産です。コミックが原作なので、コミックを読むのも勉強になるでしょう。

いかに宅建業を攻略するか、これが合格を決定づけます。

例えば、宅建業法で20問中20問正解すると、合格まで36点だとすると、あと16点です。

どうです?これなら簡単に見えてきませんか?

最後のサービス問題の5問で4点。法令上の制限と税その他で11問なので、頑張って8点、これで合計20点+4点+8点=32点! 民法を適当に解いて半分取れれば、7点。以上39点で余裕で合格です。

民法が全然解けなくても、5点は取れるでしょう。それでも37点。

32点+5点/14点(民法)=37点

合格します。私、この点数で合格しました。

どうです?現実味がマシませんか?

 

宅建の過去問はいつから解く?

宅建士試験に合格するためには過去問の攻略が大事です。ですが、いきなり基礎知識なしで、問題を解くと、自分に絶望してしまうでしょう。ですから、ある程度、知識が増えてからの着手が良いですが、基礎知識を勉強したら、過去問をすぐに解く方が効率的です。

2年目、3年目の再受験の方は、最初から過去問からの学習で良いです。

教科書の一ページ目から勉強しようなんて方法は一番非効率的なので、一番出る科目、宅建業法からいきなり解き始めるのが良いでしょう。社会人になって、勉強法を学生の頃のようなテキスト教科書を最初から的な勉強法は一番効率が悪いです。しかも面白くない!宅建業法は、自分が宅建士になったら・・・というふうに現実に近づけて勉強していけば、面白くなってきます。

解きながら、覚える。これが一番いいスタイルです。別にテストまでに覚えれば良いので、わからなかったらすぐ解説を読む。「ふ~ん」という理解でいいです。全然意味不なら、印をつけておきます。一通り終わると、「あ~そういうことね!」とすぐ合点がいきます。

勉強は全体で捉える、鳥の目で俯瞰することが大事です。一言一句にこだわると、非常に効率が悪いので、全体で捉えるようにしてください。理解できないところは☓印を書いて先に行く。それでOKです。

 

宅建を独学で勉強するために 費用はどれくらい?

宅建試験は、資格試験の中では、比較的簡単ですので、独学でも十分に取得できます。

今は教材が素晴らしく充実しているので、わざわざスクール通いをしなくても大丈夫です。

そんな時間があるなら、アプリなどを購入してスキマ時間で勉強したり、youtube動画で勉強したりした方が効率的です。社会人になった方が勘違いしがちなのが、机に座らないと勉強にならないと思っている方が多いです。これは固定観念なので、ながら勉強で十分です。昔みたいに、教科書が紙しかない時代なら、ともかく。これは昭和の勉強法です。今は、動画、音声なんでもあるので、自分で取捨選択して、いいものを見つけていきましょう。あとで紹介します。

過去問は、ある程度知識が入ってから解くようにします。10年分あれば十分ですが、最低でも5年分。民法以外は、最低でも5回は解き直し、選択肢の肢までも覚えてしまいましょう。ほとんどの問題が肢の入れ替えです。

民法以外で32点以上解けるようにし、残り1ヶ月で民法を勉強しましょう。

過去問を見ても宅建の民法は変な問題が多く、やるだけ時間の無駄です。

司法書士や行政書士をダブルで取得しようとしているなら民法は大事ですが、宅建だけ受かりたいなら、民法は手を付けなくてよいです。

つまり、民法を除いて7月までに勉強し終えて、8~9月から過去問に入るのが理想です。

宅建受験の勉強に抱える教材代の費用ですが、教科書的なもの、過去問題集などで、6000円~7000円程度、あとは、スマホを持っているなら、アプリで1000円程度、合計で1万円程度で済むでしょう。

宅建協会に申し込みをする

宅建士の受験は、インターネットで申し込みができます。ご自分の写真をスマホで用意して、受験費用8200円をクレジットカード等で支払えばOKです。

郵送でも受け付けています。各地にある宅建協会に行っても、受験申し込みがあります。

宅建協会 + ご自分の住まいの都道府県(例: 愛媛県 ) で検索すると出てきます。

街にあるので、田舎から受験する方は、ネット申し込みの方が便利です。

宅建士の年収はいくら?

国税庁の年齢別階層年収をもとに、フォーサイトが独自に集計した宅建士(宅地建物取引士)の年齢別年収がこちらです。

20代が300万円~380万円
30代が420万円~480万円
40代が500万円~600万円
50代が600万円~650万円
60代が430万円~450万円

こうみると地方ではなかなかの収入と言えるでしょう。独立開業もできる資格ですし、保険屋との相性も良いので、FPと一緒にとって、保険屋との兼務もできます。宅建士は使える資格ですし、比較的簡単なので、資格を取得してみてください。

行政書士と兼務している方もおられますが、行政書士は難易度が上がっているので、必ずしもおすすめしません。FP試験ならば、比較的簡単に取得できますし、勉強したことが、そのまま実務につながります。マイホーム取得や税金、保険の知識は、仕事で使えます。

また社員として、不動産会社に勤めていれば、資格手当ももらえるはずですので、総務に聞いてみてくださいね。

総括:宅建士は比較的簡単に取得でき、独立開業もできる有能な資格である

宅建士は他の資格試験と比べると難しくありません。難易度は前よりは上がっていますが、合格点は37点程度で安定しています。令和2年が38点と高い年がありましたが、他の年度は34点、35点と、37点とればほとんどの確率で合格できるでしょう。

宅建試験がなぜ簡単なのかというと、なにしろ選択肢が4つであり、記述式はまったく出ません。何年かかっても合格できない人は勉強法が間違っている可能性があります。きちんとこの記事に書いた戦略的な勉強法を意識すれば、合格点近くは必ずいきます。試験なので、その日の体調や、不得意分野ばかり出てきたりした場合は、不合格になる場合もありますが、私の勉強法を参考にすればできるはずです。なにしろ、私は去年46歳で、非正規雇用のほぼアル中だったんですからwww

宅建士試験 教材 ちなみに私が使った教材がこちら

宅建ダイナマイトの教材(Amazon公式siteサイト)

宅建ダイナマイト (Podcast公式サイト)

大澤校長、下品ですが、かなり面白いです。アラフィフの人なら楽しめるはず。

 

補足:2021/07/09

youtubeで参考になるのは以下の先生の動画です。

 

棚田行政書士の不動産大学【公式チャンネル・宅建】

棚田先生のyoutubeは本当に参考になります。エヴァの歌で覚える宅建の歌は最高です。

棚田先生は、関西弁が良くて、いつも顔を見ていると、笑えてくるんですが、合格した後の、転職動画が非常に参考になります。営業のやり方も参考になるので、合格後の師匠としてもオススメします。

また不動産関連の資格、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、マンション管理士も動画があるので、ダブル取得目指す方は参考になります。

宅建みやざき塾

みやざき先生は、テキストを買っていたのですが、うすくまとまっていて勉強になりました。

AIによる出題予想! 宅建士未来問100 という本が良かったのですが、最新版が出ていないので、購入は控えてください。

マジでイケてる宅建講座【ゆーき大学】

ゆーき先生は、私はテキストを3万で買ってしまいました。秀逸なセールスだなと思いましたが、買わなくてもよいです。

行政書士試験も受けようと考えている方は、ゆーき先生の動画は参考になります。

また、気づいたら更新していきますので、ブックマークに入れていおいてくださいね。

 

 

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